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2020年01月22日

リーチを活かす

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こんにちは、兵庫県伊丹市の西田鍼灸療院です。伊丹市内を中心に尼崎市・豊中市をはじめとする阪神・北摂地区の患者様のお身体の悩みを「根本改善」に導く「根本治療」の鍼灸を提供しております。

身体の凝りや痛みを感知した時、多くの人がマッサージ、指圧、整体と言った療治を受けるが、なかなか鍼灸にまで及ばない。

ためらう大きな理由に「鍼(ハリ)は痛そう、灸(キュウ)は熱そう」といった鍼灸に対する恐怖心と不信感という障壁があるように思われる。

その払拭を手始めに、真の理解を得るための啓蒙・啓発が当院の喫緊の課題である。

そこで今回は、鍼灸が他の方法より優れている点を主張したい。

現代人の<コリ>は深刻化している!

従来の<コリ>は摩(さす)る、押す、叩くといった刺激でもそれなりにラクになっていたのだが、現代人の頑固な<コリ>にはそれでは到底太刀打ちできない。

以下詳述するが、筋肉の硬さと筋膜の歪みが深刻になっているため、もっと狙いを定め、その<コリ>に適した方法でアプローチすることが必要である。

現代人はパソコンやスマホを長時間同じ姿勢で操作するなど、筋肉の緊張=収縮状態が常態化している。

これでは、筋肉が縮こまって筋肉繊維の癒着を引き起こし、血流を悪化させ、<コリ>の原因となる老廃物が貯溜する。慢性化した頑固な<コリ>の原因は、この繰り返し(負のスパイラル)である。

これを解消するためには外から圧を加えて、筋繊維同士の癒着を解きほどき、老廃物を流す必要がある。

その方法として、マッサージ、指圧、整体などが好まれ、良く受療される訳である。

確かに患部を温めたり、摩(さす)ったりすることで一過性の効果を得ることも事実。

しかしながら、凝りの真の原因が体表面に有る訳ではなく、多くの場合、深部にある。そのため、その場しのぎの結果に帰着することが多い。

マッサージに行った翌日、「むしろ張っている感じが……」という揉み返しは、指の圧で表面ばかり揉んだ結果むしろ筋繊維を傷めたことによるもので、もっと深部にしっかり効かせれば、嫌な揉み返しが起きることは有り得ない。

とにかく根本改善するためには、筋肉の深部に存在する筋繊維同士の癒着である硬結を解き、筋膜の歪みを正すこと!

そこで鍼のリーチ(長さ)が最大の武器になる。

鍼のリーチ(長さ)を用いて、体表面からの刺激では到達させることが出来ない筋肉の深部に存在する<コリ>の原因部位に直接働きかけることが「根本改善」に導く「根本治療」の鍼灸の要諦である。

その際、首、肩、腰といった症状を自覚する部位だけではなく、合わせてそこに関係した筋肉にも目を配り、その<コリ>をほぐすことがその場しのぎではない「根本改善」に導く「根本治療」であることは言うまでもない。

これからも当院は、鍼のリーチ(長さ)を活かし、患者様とのリーチ(距離)の解消に向けた努力を重ねていく。

更なるご愛顧とご指導ご鞭撻をお願いする。








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