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2020年01月28日

肩甲棘は、コリ解消の要(リーチを活かす応用編)

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こんにちは、兵庫県伊丹市の西田鍼灸療院です。伊丹市内を中心に尼崎市・豊中市をはじめとする阪神・北摂地区の患者様のお身体の悩みを根本改善に導く根本治療の鍼灸を提供しております。

私たちの頭の重さは約5キロ。

この重みが背骨にうまく乗っていればいいのだが、スマホやパソコン、読書など前屈みの姿勢が多い現代人のほとんどは頭が前に落ち、肩の丸まる、いわゆる猫背の姿勢になっている。

前に落ちた頭を支えるのは、首の後ろ側の役割。

前屈みの姿勢が常態化しているため、頭を支える首の後ろ側が緊張している人が増えている。

そして首の筋肉が緊張し硬くなると、その下を流れる血管が圧迫されて、脳への新鮮な酸素供給が滞り、それが頭痛やめまい、慢性的な疲れにつながることもある。

肩には腕という大きな荷物がぶら下っているためかなりの負荷がかかっている。しかも、猫背になり首が前に倒れがちになると首と肩の筋肉で5キロ近くの頭を支えなければならない。フル稼働している肩に疲労が溜まるのも当然のこと。このコリをほぐすには、肩(僧帽筋)だけでなく、肩の動きを制限している周辺の筋肉にも働きかけることが大切である。

例えば、肩甲骨の出っ張りである肩甲棘(けんきょうきょく)上下の筋肉は、僧帽筋の緊張を左右する大きなポイント。ここのコリがひどくなると、五十肩になり肩関節の動きにも支障をきたすこともある。

肩(僧帽筋)をほぐしても、肩甲棘の上下は手付かずのままということも少なくない。

肩甲棘は、コリ解消の要!!

肩甲棘に着いている僧帽筋と三角筋の付け根部分は肩コリ解消の重要ポイント。

筋肉が何層にも重なっており、僧帽筋の下には棘上筋、三角筋の下には棘下筋という深層筋がある。

鍼のリーチを活かして、ここまで響くよう、しっかり刺激することが「根本改善」に導く「根本治療」!!

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