2019年08月30日
注射針と鍼灸で用いる`鍼‘
ブログ
こんにちは、兵庫県伊丹市で根本治療の鍼灸院を営んでいる西田鍼灸療院です。
「はりを刺す」と聞くと注射針を連想し、「痛い」イメージを持つ方も少なくありません。
今回は注射で用いる「針」と鍼灸で用いる「鍼」の違いをご紹介いたします。
「はりを刺す」と聞くと注射針を連想し、「痛い」イメージを持つ方も少なくありません。
今回は注射で用いる「針」と鍼灸で用いる「鍼」の違いをご紹介いたします。
目次
注射で用いる「針」
まず、注射で用いる「針」の特徴は、
0.6mm~0.8mmという太さがベースとなります。
使用目的に応じて皮膚や血管を破る為、先端が鋭利なナイフのようにカットされており、
おまけに内部が空洞になっている故に刺入の際、強い痛みが発生しやすくなっています。
鍼灸で用いる「鍼」
当院で用いられる「鍼」は、
0.2mm~0.3mmと注射針の3分の1程度の太さです。
体に多数ある経穴(ツボ)に刺入し、
本来人間が持つ治癒能力を向上させるための治療に利用されます。
形状も注射針とは異なり皮膚や筋繊維の間をかき分けて入るように先端が松葉状に丸みを帯び、なおかつ弾力性や髪の毛のような柔らかさも兼ね備えております。
そのため刺した部分への抵抗が非常に少なく、痛みもほとんど無いというわけです。
これから鍼灸治療を受けようと思われる方へ
以上のことから、実際に治療を受けてみると
「あれ? 思ってたより痛くないですね」
と言われる患者さまが大半です。
極細で柔らかい鍼を施術に用いることは、患者さまの身体への負担を
少なくし、副作用を軽減させます。
どうぞ、「最小の刺激で最大の効果」を生み出し根本改善に繋がる鍼灸治療に
安心と期待を持ってお臨みください!!
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