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2019年09月01日

なぜ鍼が効果的なのか

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こんにちは、兵庫県伊丹市で根本治療の鍼灸院を営んでいる西田鍼灸療院です。
今回は鍼灸で使う「鍼」がなぜ治療に効果的であるかというご説明をいたします。

目次

鍼と東洋医学

東洋医学とは、人の体を全体としてとらえ治療するものです。
一部ではなく、全体を治す。
この考え方に基づいて、経絡や人の体に約361あるといわれる経穴いわゆるツボに、
鍼を用いて刺激を与えながら、自分の体に備わっている自然治癒力を高めるのが鍼灸治療の本質であり、体全体のバランスを整えまさしく健康になる為の治療法です。

病気と鍼灸の関係

NIH(米国 国立衛生研究所)の見解として
鍼灸療法の各種の病気に対する効果とその科学的根拠、
西洋医学の代替治療として効果について有効であると発表しました。

効果的とされる症状

神経系疾患
◎神経痛・神経麻痺・痙攣・脳卒中後遺症・自律神経失調症・頭痛・めまい・不眠・神経症・ノイローゼ
運動器系疾患
関節炎・◎リウマチ・◎頚肩腕症候群・◎頚椎捻挫後遺症・◎五十肩・腱鞘炎・◎腰痛・外傷の後遺症
循環器系疾患
心臓神経症・動脈硬化症・高血圧低血圧症・動悸・息切れ
呼吸器系疾患
気管支炎・喘息・風邪および予防
消化器系疾患
胃腸病・胆嚢炎・肝機能障害・肝炎・胃十二指腸潰瘍・痔疾
代謝内分秘系疾患
バセドウ氏病・糖尿病・痛風・脚気・貧血
生殖、泌尿器系疾患
膀胱炎・尿道炎・性機能障害・尿閉・腎炎・前立腺肥大・陰萎
婦人科系疾患
更年期障害・乳腺炎・白帯下・生理痛・月経不順・冷え性・血の道・不妊
耳鼻咽喉科系疾患
中耳炎・耳鳴・難聴・メニエル氏病・鼻出血・鼻炎・咽喉頭炎・へんとう炎
眼科系疾患
眼精疲労・結膜炎・疲れ目・かすみ目・ものもらい
小児科疾患
小児神経症(夜泣き、かんむし、消化不良、偏食、食欲不振、不眠)・小児喘息・アレルギー性湿疹・耳下腺炎・夜尿症・虚弱体質の改善

近代医学からの鍼灸

身体に反応が起こる前提として「脳」の反応が大きく関わっております。
足のツボもそうですが、ツボにより反応する箇所が違う理由は
神経の位置によるものです。
実際研究者による研究成果としてMRIによる実際の反応結果も出されております。

まとめ

鍼は身体のツボに対して刺激を与えることで
脳に刺激を送り、人が持つ本来の治癒能力を引き出し、
更なる治療を可能とした過去の偉人達が残した素晴らしい技術です。
私たち施術者はその技術を皆様に提供する為、
日夜新しい技術を身に着けるスペシャリストとして
サポートさせていただきます。

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