2020年11月25日
脂質異常症を放置しないために
ブログ
こんにちは、兵庫県伊丹市の西田鍼灸療院です。伊丹市内を中心に尼崎市・豊中市をはじめとする阪神・北摂地区の患者様のお身体の悩みを「根本改善」に導く「根本治療」の鍼灸を提供しております。
当院が在住する伊丹市では、伊丹市国民健康保険に加入している40〜74歳の市民を対象に無料で特定健診を実施している。
その検査内容は以下の通り。
・問診・計測(身長、体重、BMI、腹囲)・血圧測定・尿検査・心電図・血液検査(糖、たんぱく)
当院は連休明けの昨日(11/24)、特定健診を受け、本日、その結果が判明したので報告する。
結果は、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)が164mg/dl(基準値70〜139)と若干高く、“脂質異常症”の診断を受けた。
そこで今回のブログのテーマは、自戒を込めて“脂質異常症”について。
脂質異常症とは、血液中の脂質のバランスが悪いこと。
悪玉コレステロールと言われるLDLコレステロール値が基準値より高い、善玉コレステロールのHDLコレステロール値が低い、中性脂肪が高いなど、いずれかに異常値がある状態である。
しかしながら、コレステロール値が高くても無症状で危機感を抱きにくいため、放置されがちである。
脂質異常症の状態が長期間に及ぶと、血管が硬くなったり、血管内壁に脂肪が付き血行が悪くなるなどの動脈硬化が進む。
心筋梗塞、脳梗塞、などの動脈硬化性疾患や認知症を引き起こす。
これらの病気は日常生活に支障をきたす上に、日本人の死亡要因の約24%を占め命にかかわる。
脂質異常症による動脈硬化のリスクは、年齢や性別などで異なる。
女性より男性、また、年齢が高いほどリスクが増す。
喫煙習慣や高血圧、糖尿病などの基礎疾患と言った危険因子の数も関係する。
いずれにしろ、動脈硬化性疾患予防のためには早めに脂質を改善することが大切!
そのための基本はズバリ、生活習慣の改善だ。
まずは食事を見直す。
動物性脂肪などはLDLコレステロール値を上げるので控える。
油についてはマーガリンならトランス脂肪酸を抑えた物を選び、青魚に多いn-3系を摂るように心がけたい。
ただし、元々摂っている量や体質により、食事の見直しによる効果の度合いが違うので、まずは数カ月続けることが肝要である。
運動も欠かせない。
ウォーキングや水泳などの有酸素運動を中心に一回30分以上、少なくとも週3回は行いたい。
軽度の人は食事と運動で数値が改善する傾向があるが、3〜6カ月生活習慣を変えても改善しない時には薬による治療を検討した方が良い場合もある。是非、専門家に相談していただきたい。
40〜50代の人の4〜5割は健康診断で何らかの脂質異常症がある。
まずは、中年期に差し掛かれば検査を受けて自分の身体に向き合うことが肝要!
その結果、脂質異常症が指摘されれば、生活習慣の見直しを中心に根本改善の道を探りたい。
当院が在住する伊丹市では、伊丹市国民健康保険に加入している40〜74歳の市民を対象に無料で特定健診を実施している。
その検査内容は以下の通り。
・問診・計測(身長、体重、BMI、腹囲)・血圧測定・尿検査・心電図・血液検査(糖、たんぱく)
当院は連休明けの昨日(11/24)、特定健診を受け、本日、その結果が判明したので報告する。
結果は、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)が164mg/dl(基準値70〜139)と若干高く、“脂質異常症”の診断を受けた。
そこで今回のブログのテーマは、自戒を込めて“脂質異常症”について。
脂質異常症とは、血液中の脂質のバランスが悪いこと。
悪玉コレステロールと言われるLDLコレステロール値が基準値より高い、善玉コレステロールのHDLコレステロール値が低い、中性脂肪が高いなど、いずれかに異常値がある状態である。
しかしながら、コレステロール値が高くても無症状で危機感を抱きにくいため、放置されがちである。
脂質異常症の状態が長期間に及ぶと、血管が硬くなったり、血管内壁に脂肪が付き血行が悪くなるなどの動脈硬化が進む。
心筋梗塞、脳梗塞、などの動脈硬化性疾患や認知症を引き起こす。
これらの病気は日常生活に支障をきたす上に、日本人の死亡要因の約24%を占め命にかかわる。
脂質異常症による動脈硬化のリスクは、年齢や性別などで異なる。
女性より男性、また、年齢が高いほどリスクが増す。
喫煙習慣や高血圧、糖尿病などの基礎疾患と言った危険因子の数も関係する。
いずれにしろ、動脈硬化性疾患予防のためには早めに脂質を改善することが大切!
そのための基本はズバリ、生活習慣の改善だ。
まずは食事を見直す。
動物性脂肪などはLDLコレステロール値を上げるので控える。
油についてはマーガリンならトランス脂肪酸を抑えた物を選び、青魚に多いn-3系を摂るように心がけたい。
ただし、元々摂っている量や体質により、食事の見直しによる効果の度合いが違うので、まずは数カ月続けることが肝要である。
運動も欠かせない。
ウォーキングや水泳などの有酸素運動を中心に一回30分以上、少なくとも週3回は行いたい。
軽度の人は食事と運動で数値が改善する傾向があるが、3〜6カ月生活習慣を変えても改善しない時には薬による治療を検討した方が良い場合もある。是非、専門家に相談していただきたい。
40〜50代の人の4〜5割は健康診断で何らかの脂質異常症がある。
まずは、中年期に差し掛かれば検査を受けて自分の身体に向き合うことが肝要!
その結果、脂質異常症が指摘されれば、生活習慣の見直しを中心に根本改善の道を探りたい。
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