2020年09月07日
ギックリ腰の応急処置
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今回は、突発的に強い腰痛に襲われる「ギックリ腰」の応急処置についてお伝えしたい。
重い物を持ち上げたようとしたところ、
「あ!腰に激痛が……」
多くのギックリ腰は、こんな日常の動作の積み重ねをきっかけに起こる。
このような場合、多くは腰を丸めて前かがみになった状態で強い負荷がかかって椎間板を囲んでいる「線維輪」の一部がプチッと切れてしまったことが原因である。
現象としては「プチッと切れる」程度のことなのだが、線維輪には、痛みを感じる神経が他の部位より多く走っているため、ちょっと神経に異変をあっただけでも「ギックリ」というくらいの強い痛みが生じる。
このように生じた腰痛で痛くて動けない場合はまずうつ伏せになり、少し動けるようになるまで待っていただきたい。
そして少しでも動けるようになったら枕など厚みのあるものを胸元に入れ、上体がやや反った状態を20〜30分間キープしていただく。
「ギックリ腰」は前述のように腰を丸めた状態で負荷をかけた時に起こりやすいもので、その際、腰の反りが通常時と比べて失われてしまっていることがあり、うつ伏せの状態を維持することで、その「正常な腰の反り」を取り戻してあげる。
なお、ギックリ腰のような「急性」の痛みは発症直後「炎症状態=腫れ」にあるため、「温め過ぎ」に注意していただきたい。
したがって当日は入浴を控えて、シャワーを浴びるに止めるのがベストであろう。
また、痛みのあまりつい「安静」にしたくなるのだが、実はギックリ腰で安静第一にすると返って長引き易くなることがわかっている。
軽い家事など出来ることから、痛みが出る前の普段通りの生活を維持した方が早く回復に向かう。
普段通りの生活をするために、最初のうちはコルセットで腰を支えるのも一つの方法である。
「ギックリ腰」の原因は、何よりも腰の「蓄積疲労」!
この疲労解消には当院の行う「根本治療」の鍼灸が最適である。
定期的な受療を強くオススメする!
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