BLOGブログ

2020年02月09日

古傷の痛み

ブログ

こんにちは、兵庫県伊丹市の西田鍼灸療院です。伊丹市内を中心に尼崎市・豊中市をはじめとする阪神・北摂地区の患者様のお身体の悩みを「根本改善」に導く「根本治療」の鍼灸を提供しております。

「古傷が痛む」などと表現するように、昔傷めた場所が気温の低い日に痛むことがよくあるが、この痛みには血管が関係している。

人間の身体は傷ができると修復するように努めるが、その過程で新しく血管ができるー血管新生による創傷治癒。

怪我の直後、新しい血管ができるのだが、2〜4週間後には血管が減少(消退)していく。

しかし、損傷が酷かったり、繰り返し起きたりする時は、新しくできた血管が消退せずに残ってしまい、その周りに痛みの神経が増える。

これらは、常に痛む訳ではない。

人間の身体は外気温が急に下がると正常な血管を収縮させ血液を送り出そうとするが、この時行き場を失った血液が余計な血管に急に流入する。

その際、余計な血管にも急な収縮が起こるのだが、この収縮が正常に調節されない時、拍動性の強い痛みを認識する。

急に気温が下がったり、エアコンの冷気に当たったりして身体が冷えると、以前にできた血管と神経が刺激されてズキズキと痛む、つまり「古傷」が痛む訳である。

これの予防と解消は、厚手の衣服の着用や、カイロ・湯たんぽなどの常用による防寒対策の徹底と合わせて、当院の血流を「根本改善」に導く「根本治療」の鍼灸を受けること❗️❗️

立春とは名ばかり、寒気殊の外厳しいこの時期、一層のご自愛をお祈り申し上げる。


CONTACT

お問い合わせ

ご相談・お問い合わせはこちら

お問い合わせフォーム

ご予約・お問い合わせはこちら

072-783-1967