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2019年12月31日

今月読んだ本(2019年12月1日〜31日)&今年印象に残った本

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こんにちは、兵庫県伊丹市の西田鍼灸療院です。伊丹市を中心に尼崎市・豊中市をはじめとする阪神・北摂地区の患者様のお身体の悩みを「根本改善」に導く「根本治療」の鍼灸を提供しております。

師走の忙しさに取り紛れて、なかなか読書の時間を確保することが難しかったが、そんな時ほど集中力が増し、返って捗るようである。年末に当たり、今年印象に残った本を付記した。

今月読んだ本[16冊]※特におススメ
・『失われた時を求めて14』プルースト吉川一義訳(岩波文庫)ーブログ2019.12.18参照

・『四肢奮訊』乙武洋匡(講談社)ー2019.12.04ブログ参照

・『深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと』スズキナオ(スタンドブックス)

・『間宵の母』歌野晶午(双葉社)

・『蟻たちの矜持』建倉圭介(光文社)

・『橙書店にて』田尻久子(晶文社)

・『向田邦子の本棚』向田邦子(河出書房新社)

・『歩道橋シネマ』恩田陸(新潮社)

・『小さいことが気になります』益田ミリ(筑摩書房)

※『ベーシックインカム』井上真偽(集英社)ー2019.12.09ブログ参照

※『約束された移動』小川洋子(河出書房新社)

※『変半身』村田沙耶香(筑摩書房)

※『流浪の月』凪良ゆう(東京創元社)ー2019.12.20ブログ参照

・『わたしの美しい庭』凪良ゆう(ポプラ社)

・『別れの季節お鳥見女房』諸田玲子(新潮社)

・『うつくしが丘の家』町田その子(東京創元社)

今年印象に残った本(2019年1月1日〜12月31日)
・『流浪の月』凪良ゆう(東京創元社)ー2019.12.20ブログ参照

・『幸福の星』仲野芳恵(日本経済新聞社)ー2019.11.30ブログ参照

・『生命式』村田沙耶香(河出書房新社)ー2019.11.20ブログ参照

・『ベーシックインカム』井上真偽(集英社)ー2019.12.09ブログ参照

・『ある一生』ローベルト・ゼーターラー浅井晶子訳(新潮社)
主人公は親に見捨てられて過酷な幼少期を過ごし、愛する人を失い、捕虜収容所と雪崩を生き延び、波乱万丈の一生を過ごす。しかし、晩年の主人公は「自分の人生はだいたいにおいて決して悪くはなかった」と感じ、人生を「悔いなく振り返ることができた」。誰にも媚びず、身の丈に合った暮らしを凛として貫く誇り高い生き方に深い感慨を覚えた。


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